フランスのーと

旅行本には載ってないフランス情報、主にパリ情報を現地からお届けしますよ。

【知る】フランス式花占いはアグレッシブ

好きな人を思い浮かべながら、花びらをちぎって「好き」「嫌い」、「好き」、「嫌い」....と自分の事が好きなのかを占う花占いは、フランスにもあります。

 

しかし、花びらをちぎりながら言う台詞は若干違います。フランス式は、

・(彼は私の事が)好き (Il m'aime イル メム)

・ちょっと好き (un peu アンプ)

・とても好き (beaucoup ボクー)

・情熱的に好き (passionnément パッシオネモン)

・狂うほど好き (à la folie ア ラ フォリ)

・全然好きじゃない (pas du tout パ デュ トゥ)

 

と、6種類を使いこなします。日本の50%の確率に対して、5/6 = 80%以上が好きなので、日本人よりポジティブに行動ができそうですね。 

【知る】日本で見ない食材4

日本では見かけない食材を紹介するコーナー第四弾です。いつも通り3つ紹介します。

1. 平らなモモ
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種を小さくして、甘みが増えるように品種改良されたモモです。

2. 生ヘーゼルナッツ
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ホップみたいですが、ナッツです。ケーキやチョコに入れるんですかね。

3. オンディブ
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小さいレタスみたいな野菜ですが、短い毛が生えていて表面は桃の皮みたいです。

【知る】歴代ジブリアニメの仏題を調べてみた

世界のジブリはもちろん全てフランス語版もあります。

日本では「The Mummy」という映画が「ハムナプトラ/失われた砂漠の都」になっていたり、「Taken」が「96時間」になっていたりと、全く違うタイトルになっていたのですが、ジブリの作品群はどんなフランス語になっているのか気になったので、宮崎駿作品に絞って調べてみました。

 

日本語:ナウシカ
仏 語:NAUSICAÄ ( ナウシカ )

何かAが2つになっていますが、同じです。 

 

日本語:天空の城ラピュタ
仏 語:Le Château dans le Ciel ( ル シャトー ダン ル シエル )

和訳すると「空の中の城」日本のタイトルの神秘性が少し失われていますが、原作に忠実に付けられていますね。

 

日本語:となりのトトロ
仏 語:Mon voisin TOTORO ( モン ヴォワザン トトロ )

和訳すると「私の隣人 トトロ」。日本語だとトトロなんて人はいないので、何か別の世界の生き物をイメージさせますが、フランスだとどうなのでしょうか。ただのお隣さんだと思ってみてない人。。いる?

 

紅の豚
PORCO ROSSO ( ポルコ ロッソ )

「赤い豚野郎」という意味のイタリア語だそうです。イタリア語とフランス語は似ていて、お互い母国語で話していても言葉が通じるそうなので、思い切ってイタリア語にしたのでしょうかね。

 

もののけ姫
MONONOKÉ ( モノノケ )

姫はどこに行っちゃったのでしょうか。それにモノノケってもちろんフランス語には無いので、完全に謎なタイトルになっちゃってる気がします。

でも、日本でも英語タイトルで響きがカッコいいけど、意味全く分からん。という場合が結構あるので、逆にこういう物もアリなのでしょうね。

 

千と千尋の神隠し
Le Voyage de Chihiro ( ル ヴォワイヤジュ ドゥ チヒロ )

和訳すると「チヒロの旅」。つまらなそうなタイトルになってますが、大丈夫でしょうか?

調べてみると、パリでは11,930人の入場者数で3位。最終的に720万ドルの興行収入と大人気だったようです。もうジブリブランドが確立されていて、タイトルは関係無い世界に入っているみたいですね。

 

ハウルの動く城
Le château ambulant ( ル シャトー アンビュラン )

和訳すると「移動する城」。主役の名前がタイトルから消えちゃっていますね。前作を踏まえて、さらにシンプルにしていく方針なのでしょうか。

 

崖の上のポニョ
PONYO sur la falaise ( ポニョ スル ラ ファレーズ ) 

和訳すると「崖の上のポニョ」。一周回って、オリジナルと同じタイトルになりました!

 

 

全体の傾向としては、日本の様に凝ったタイトルにせず、オリジナルそのままか、もっと簡素化するようです。「風立ちぬ」はどうなるのでしょうか。分かり次第報告します。

 

 

【食】新鮮海鮮てんこ盛り!トルーヴィルに行ってみた

パリから車で西に2時間、大西洋に面した小さな港町、トルーヴィルに来てみました。

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 ノルマンディーの旗がはためく。
 
 
ここは新鮮な魚介市場が軒を連ねているのですが、面白いのが、選んだ新鮮なネタをその場ですぐ食べられる場所が併設されている事です。
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この眩しいばかりの新鮮なネタの数々!
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早速、食べたい物をお姉さんと選んでカゴに入れていきます。
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テーブルで待つ事5分。巨大な生牡蠣キターーー。
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新鮮なので全く生臭さが無く、程よい塩加減と濃厚な旨味でペロリと頂けちゃいます。
 
 
そして、巨大なオマール海老。
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生まれて初めて、新鮮な事は最高の調味料なんだと実感。バターを乗せて焼いただけのシンプルな調理なのに、ぎっしり詰まった身には甘みがあってしっとりプリプリ。ミソもたっぷり入っていてあまりの美味しさに自然と笑顔がこぼれちゃいます。

 

 調子に乗って、隣の市場で生牡蠣をハシゴしちゃいましたが、何個でも食べれそうです。レストランで食べるよりも新鮮で値段が安く、これはかなりオススメスポットでした。

【仏語】フランス語由来の日本語2

フランス語由来の日本語を紹介するコーナー第二弾です。今回も5つ紹介します。

(フランス語の発音の「ラリルレロ行」はフランス語独特の鼻にかかった(痰を吐く様な。。)音です)

 

1. メーデー : m'aider

労働の日ではなくて、救難信号を送る時に言う「メーデーメーデー」という言葉の方です。

正しくは、ヴネ メーデー(venez m'aider)で、直訳すると「私を助けに来て下さい」の「私を助けて:メーデー」の部分だったのです。

フランス語の読み方は「メデ」 

 

2. レストラン : restaurant

すっかり英語だと思ったら、フランス語でした。でも確かに「レストラン」と読むのにスペルはレスタウラン??と難解。難解なものはフランス語の疑い高し!です。

フランス語の読み方は「レストロン」

 

3. カフェ : café

日本ではカフェと言ったら喫茶店を指しますが、フランス語では喫茶店も指しますが、主に、コーヒー自体を指します。フランスで喫茶店を訪れたら、「カフェ シルブプレ(下さい)」と注文してみて下さい。

フランス語の読み方は「カフェ」

 

4. デジャヴ : déjà vu

これは有名かもしれませんね。「既に 見た」と書いてデジャヴ。フランス語の意味をそのまま翻訳すると分かりやすいですね。ただ、日本で使われている様な、「見た事無いはずなのに以前に見た感覚がある」という意味では無く、フランス語では、「映画見た〜?、ああ、もう見たよ!」という様な感じで使います。

フランス語の読み方は「デジャ ヴュ」

 

5. コンクール : concours

意外な所がフランス語でした。英語っぽいですが、英語はコンペティション( competition )です。どっちも日本語になっているけど、使い道が違っていて面白いですね。

フランス語の読み方は「コンクール」

【NEWS】拳銃強盗犯、60歳代の店主に射殺される (2013/9/11 ニース)

フランス南部、地中海に面し、イタリアのすぐそばにある街ニースで、宝石店を襲撃した強盗が、60代の店主に射殺される、という事件が起きました。その内容をお伝えします。

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9月11日水曜朝、ニース中心街での窃盗が惨事となった。

20代の拳銃強盗が宝石を抱え、共犯と共に逃げようとした所、店主によって射殺された。

ターコイズの宝石店店主は8時50分頃、シャッターを上げると2人の男を目撃した。彼らは店主を殴り、ピストルと散弾銃で脅すと、金庫を開けるよう強制した。

 

3発の銃声

警察官によると、2人の強盗犯がスクーターで逃げようとした所、店主は飛び出し、襲撃者に対して自動拳銃を発砲した。

「監視カメラによると、3回引き金を引いているのが分かった」と共和国検事エリック ベドスは明らかにした。「しかし、現時点では正当防衛といえるかどうかは分からない」

スクーターの後ろに乗っていた犯人は拳銃と共に数メートル先で落ち、救急処置にも関わらず数分後死亡した。

共犯者はそのまま逃亡した。

 

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60代の店主は2012年の9月にも襲撃を受けていたようです。どこで拳銃を手に入れたのかは分からないですが、ずっと復讐の機会を伺っていたのかもしれませんね。